看護部長 岡﨑一喜

 当院は、地域に密着した急性期病棟50床の病院で、看護基準10対1で看護をおこなっております。私たちは、やさしさのある心温かい看護を大切にしながら、患者様を中心とした看護を実践するために、一人ひとりの看護師が患者様や家族さまと向き合い共に考え、個々のニーズに沿った看護を心掛けております。

 また、医療安全の観点から専門職としての質の高い看護を提供していきたいと考え実践しております。

 スタッフには安心して働き続けるためにも、24時間運営の託児所やワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立を無理なく実現できる状態)を実現するための取り組みに力を入れています。

基本方針

恵友会はどんな雰囲気の職場ですか?

 私は恵友会が設立されて間もない時期に就職し、それから40年近くこの病院で働いています。小さな病院から始まって、何百人という今の恵友会の姿になるまでずっと一緒に歩んできました。まだ病院が小さかったころは、クリスマスになると理事長と院長がサンタクロースの格好をして病棟を回ったり。今でも和気あいあいとした雰囲気の職場です。最近は介護部門を中心に比較的若いスタッフも多く、活気がありますね。

男性の看護部長ということで、女性が多い看護部では大変ではないですか(笑)?

 えぇ、それはもう(笑)看護部長への要望や意見がしょっちゅう飛び込んできますが、それくらいざっくばらんな雰囲気だということでしょうか。(笑)

恵友会の強みや良さはどんなところですか?

 良いものに対する反応は早いと思いますね。他の病院さんの事例や、良い取り組みだなと感じたことはすぐに自分たちの病院にも取り入れていく。その文化が今の恵友会を作ってきていると思います。海南というと、関西でも割とのどかで田舎の地域だと思いますが、都会でないから良質な医療が受けられないということではなく、この地域の人たちに安心して暮らしてもらえるようなより良い医療・介護サービスを提供したいという想いで病院を続けてきています。

岡﨑部長にとって、恵友会の看護部の自慢はどんなところですか?

 いいところ?自慢ですか?照れくさいような気もして答えにくいですね(笑)でも、やっぱり一番はスタッフ一人ひとりが患者様にやさしいところだと思います。 なかなか言葉で表すのは難しいですが、愛情や温もりを持って患者様と関わっているスタッフが沢山いることが自慢です。たとえば、ベットを挙上するときに、ただ「ベットをあげましょうか?」と淡々と言うのと、語尾を優しい口調で「ベットをあげましょうか?」と声をかけるのとでは、患者様の受け取り方はまったく違うと思うんですね。本当に些細なことかもしれませんが、恵友会の看護部では、そういった患者様へのやさしさや、思いやりのある看護にこだわり、大切にしています。病棟を回っていると、ちょっとした看護師の言葉や関わりに患者様が本当にうれしそうな表情をされていて、思わず自分自身が心を打たれてしまうことがあるんです。私自身、若いスタッフが患者様と関わる姿を見て、そこから気づかされたり学ばされることが沢山あります。すみません、手前味噌ですが。

何度か恵友会さんにお邪魔していますが、すれ違うスタッフの皆さんがとても暖かい挨拶をしてくれます。

 それはよく色んな取引業者の方に言っていただきます。「患者様への挨拶が良い病院は沢山あるけど、業者にまで気持ちよく挨拶をしてくれるところはあんまりないです」って。私たちは当たり前になっているので言われて初めて気づいたのですが、そうやって褒めてもらえるとうれしいですね。

どんな看護師さんと一緒に働きたいですか

 看護のスキルも勿論ですが、本当の意味で温かい人、優しい人、人間性が豊かな人と一緒に働ければうれしいです。看護部の目標にも、私の信念として「優しく思いやりのある看護を実践します」という言葉を掲げています。患者様が、「あぁ、ここにきてよかったな」と思えるような看護を提供することが恵友会の看護部の目指している姿です。その気持ちに共感してもらえる方であれば、ぜひ一緒に働いていただきたいなと思います。家庭や子育てとも両立できるようにワークライフバランスの取り組みも力を入れています。患者様やご利用者さん、家族の皆さんだけではなくて働くスタッフにとっても幸せを感じられるような職場作りを目指しています。

ご挨拶

 私共、医療法人恵友会は昭和62年に発足しました。
 発足当初は急性期医療を中心に地域医療に貢献すべく努力して参りましたが、近年この地域では社会問題である少子高齢化が加速度的に進み、医療だけでなく、介護福祉のニーズも増大しており、それに対応すべく福祉の分野でも地域のお年寄りの皆様の安心、安全な生活を送っていただくべく職員一同努めて参りました。
 今後はますます少子高齢化が進み、医療、介護を必要とする方々が増加してきます。そこで、私共恵友会は医療と介護と在宅との連携を深め、疾病ならびに介護の予防も含めて、地域におけるトータルで安心、安全な社会の構築に向けて、職員一同誠心誠意なお一層努力して参ります。これからも地域の皆様の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。

 私たちはこれまで、地域の「安心と信頼」の医療と介護の実践に努力を重ねてきました。地域でのトータルケアシステムの構築も完成しつつあります。
 超高齢者社会に対応した「地域包括ケアシステム」の実現には、「医療と介護」の垣根のない一体的運営が必須です。それには患者さまの情報が的確に共有されることが最も大切なことです。恵友会はこの情報の蓄積と共有に開設以来努めてまいりました。
 また私たちは「ひと」に関わる仕事をしています。「もの」を作る仕事ではなく技術力だけでは解決できない分野です。私たちは「人間力」を磨くよう努力を続けています。これは「完全」はありません。地域の皆様方のご支援、ご鞭撻をなお一層お願いいたします。

恵友会の理念

医療・介護サービスを通じて

  • 地域社会の健康維持増進と安全の老後生活に貢献します。
  • 従業員とその家族の幸せを大切にします。
  • っっっっっっっっっっs

恵友会の歩み

昭和57年12月恵友胃腸クリニック 開設
昭和58年 5月恵友山東診療所 開設
昭和61年 4月恵友病院 開設
恵友胃腸クリニック 統廃合
昭和62年 5月医療法人恵友会 設立
昭和62年 7月医療法人恵友会恵友病院 名称変更
平成 2年 4月老人保健施設 恵友サザンホーム 開設
下津クリニック 開設
平成 7年11月老人保健施設 恵友ライフケアーセンター 開設
恵友病院高度画像診断センター恵友 開設
平成 8年 4月海南市在宅介護支援センター恵友 開設
平成10年 4月恵友会託児所ドリームホーム 開設
平成10年 5月訪問看護ステーション恵友 開設
平成10年 7月下津町在宅介護支援センター 開設
平成11年 9月居宅介護支援事業所ケアプラネット恵友 開設
平成11年10月居宅介護支援事業所ケアプラネット下津 開設
平成13年 6月グループホームガーデンライフ 開設
平成15年 9月訪問介護ステーション恵友 開設
平成16年10月有限会社すばる 開設
平成19年 3月小規模多機能型居宅介護事業所 開設
平成20年 2月地域連携室 開設
平成21年 6月デイサービスセンター ガーデンスパ恵友 開設
平成21年10月訪問看護ステーション恵友 休止
平成22年10月訪問看護ステーション恵友 廃止
平成23年 4月高齢者専用賃貸住宅(サービス付き高齢者向け住宅)なぎの里 開設
グループホームなぎの家恵友 開設
平成28年8月デイサービスセンター らそ恵友 開設


飯田 武  副院長

iida takeshi

予約制

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iida takeshi

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